二要素認証と柔軟なカスタマイズで、メールシステムの運用管理工数の削減とメールセキュリティの向上を実現。
迷惑メール対策では米国Cloudmark社製の高性能アンチスパムエンジンを標準搭載し、高検知率・低誤検知率を実現しています。
Sendmailなどの1プロセス1メール方式に比べ、処理性能が高く、リソース消費も効率的です。
複数のメールを1つのファイルに保存するメールボックス方式(mbox Format:Sendmail等で採用)に比べ、1つのメールを1つのファイルに保存し、メールフォルダをディレクトリに統合して管理するメールディレクトリ方式は、メール受信、作成、移動、保存などすべての操作で速い反応速度を発揮します。
オプションとしてアンチウイルスエンジンをMTAに内蔵し、API連携で高速処理します。
メール処理量の比較
メールサイズ | 10KB | 30KB | 50KB | 100KB |
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MailSuite | 274.4通/秒 | 263.7通/秒 | 212.5通/秒 | 161.9通/秒 |
Sendmail | 61.3通/秒 | 67.5通/秒 | 47.2通/秒 | 38.5通/秒 |
Mail Engine 性能テストの環境
仕様 : Redhat Enterprise Linux AS3 U5(HP Blade Server BL20p) CPU : 3.60GHz * 2(HT Enabled) / Memory : 4GB Sendmailは、OS付属のバージョンをそのまま基本設定でテストを実施
5分間、スレッド30個で10/30/50/100KBのメールを送信した後、Queuingまでの結果を測定
同一構成の複数サーバーによるアクティブ-アクティブ構成の冗長化、負荷分散が可能です。N+1による冗長構成となるため、最大N系統に障害が発生した場合でも電子メールサービスを継続することが可能です。
また、冗長に構成されたメールサーバー間で、設定変更内容を自動的に同期します。(syncer機能)
ハードウェアアクセラレータを必要とすることなく、SMTPS、POP3S、IMAP4S、HTTPS プロトコルによるSSL通信機能をサポート。Submission Port、STARTTLSに対応(RFC準拠)するなどセキュアな通信を実現します。
共有端末利用時のセキュリティにも配慮し、URL情報にログインIDを記載せず、ログアウト時にはサーバー側からブラウザ内のクッキーを削除する仕組みを取っています。
※メールの流量が多くアプリケーション側での処理に負荷がかかる場合、ハードウェアアクセラレータを推奨いたします。
無制限のマルチドメインを作成・運用が可能で、エイリアスドメインにも対応しています。システム管理者は各ドメイン単位にドメイン管理者を作成し、各ドメインの設定を安全に委任することができます。また、マルチサイトURL機能を用いて、ドメインごとにユーザーがアクセスするURLを設定することが可能です。
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