導入事例

エスディーテック株式会社様

  • 業種:サービス業
  • 導入システム詳細:Active! gate SS(Google Workspace連携)

Google Workspaceのセキュリティ強化に
Webダウンロードと一時保留を活用

  • 当たり前になっていた手間が削減されて業務効率UP
  • PPAP対策にActive! gate SSのWebダウンロード機能を採用
  • パスワード自動生成で安全性の向上を実感
  • 大きな問題にもつながる誤送信への対策も合わせて導入

「Design Engineeringで利用時品質の高いモノ・コトづくりを実現する」ことを企業理念に掲げるエスディーテック株式会社。同社は、多様な専門性と経験からその時のそのヒトに合わせたデザイン提案と、それらをテクノロジーで具体化することを1つのチームで共創することで、一貫した想いをぶれることなく、利用時品質向上のためのプラスの価値を提案し、作り続けています。同社の管理部では、Google Workspace でのメール誤送信防止やPPAP対策のために、Active! gate SSを導入しセキュリティ対策を強化しています。

社員に委ねられた運用でメールセキュリティ管理が煩雑に

エスディーテック株式会社がActive! gate SSの導入を検討した背景について、管理部 兼 内部監査室の鈴木稔氏は次のように振り返ります。

「以前は、メールで添付ファイルを送信するときには、各自がファイルをZip暗号化してパスワードを別のメールで送っていました。手作業でのZip暗号化でも、特に問題はなかったのですが、2年くらい前からセキュリティ対策の強化を開始しました。その一環として、メールの添付ファイルをより安全に便利に送る方法を検討するようになりました」。

社外とのメールのやり取りが多いマーケティング・営業本部 営業部 シニアアカウントマネージャーの上牧憲彦氏は、以前の方法について次のような印象を抱いていました。 「手作業でのZip暗号化は、会社のセキュリティ対策の一環だったので、特に面倒には感じていませんでした。ただ、毎回パスワードを考えるのは少し大変で、日付や名前などを組み合わせて考えていました。その意味では、パスワードの内容が形骸化していたかも知れません」。

さらに鈴木氏は「1年ほど前から、PPAP(パスワード付きZipファイルの送信)への対策も重要な課題となっていました。PPAPの受け取りを禁止する企業も少し出てきました。そこで、手作業によるZip暗号化ではなく、自動でWebダウンロードに切り替えられる対策を管理部として統一した課題を解決するために探し始めました」と補足します。

鈴木氏

エスディーテック株式会社
管理部 兼 内部監査室
鈴木 稔

ITパートナー企業の利用実績と推薦でActive! gate SSを採用

メールセキュリティの導入を検討し始めた管理部では、同社のITパートナー企業に相談して、Active! gate SSを推薦してもらいました。

その経緯について鈴木氏は「以前から、ITパートナー企業から送られてくるメールの添付ファイルがWebダウンロード方式になっているのは、気になっていました。また、他の取引先の企業でも、添付ファイルが自動的にWebダウンロード方式になる仕組みを導入している例があったので、当社が使っているGoogle Workspace に対応した対策がないか相談して、Active! gate SSを知りました」と説明します。

ITパートナー企業が実際に導入していて、機能や利便性を熟知している点も評価して、Active! gate SSの検証を開始しました。「検証期間中にWebダウンロード機能の使い勝手を確認しました。管理部と営業部門の一部で、2か月ほど実際に使い、特に問題がなかったので導入を決めました」と鈴木氏は振り返ります。

Active! gate SSの導入で業務の効率化とセキュリティの向上を実感

2023年3月からActive! gate SSの全社規模での運用がスタートしました。導入の効果について、上牧氏は

「添付ファイルの送信が劇的に楽になりました。メールにファイルをそのまま添付するだけで、Active! gate SSがファイルを自動的にURLのリンクに変換して、パスワードも自動で送ってくれるので、利便性が大きく向上しました。またパスワードを自動生成してくれるので、覚えやすいパスワードを自分で考えていた時よりも、安全性も増したと思います」と評価します。

鈴木氏は「当初は、Webダウンロードを自動化するためにActive! gate SSを導入しましたが、一時保留の機能にも注目しました。社内には、同じ名字の社員もいるので、社員向けのメールで名字だけで宛先を選んで誤送信してしまう可能性や、外部の宛先で同様の誤送信があれば大きな問題になってしまう可能性もあります。そこで、送信メールの一時保留機能を活用して、間違った宛先を入力していないかチェックできるようにしました」と誤送信対策についても話します。

上牧氏

エスディーテック株式会社
マーケティング・営業本部
上牧 憲彦

TLS確認機能による利便性向上とセキュリティ強化を推進

セキュリティ対策に向けた取り組みについて、鈴木氏は「マルウェアなどに感染するとインシデントの処理が大変だと聞いています。それだけに、セキュリティに対する意識と対策は、常に向上していく必要があると思います。大手企業への攻撃の踏み台に中小企業が攻撃されるサプライチェーン攻撃などもあるので、今後はアウトバウンドだけではなく、インバウンドのセキュリティ対策も強化していこうと考えています」と話します。

また上牧氏は「最近では社員数の多い企業の方が、隙を突かれる例もあるので、不安は尽きないです」と危惧します。 さらに鈴木氏は「Active! gate SSの検討を開始した当時は、まだPPAP対策もWebダウンロードによる対応が中心でした。しかし、最近ではWebダウンロードでファイルを受け付けてくれない取引先も出てきています。そこで、TLS確認機能の利用も検討しています。また、当社のITパートナー企業には、クオリティア製品を含めて、より安全で効果的なセキュリティ対策を継続的に提案していただきたいと思います」と期待を寄せます。

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